おさむ
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今回は競艇の「ナイターレース」と「デイレース」の違いについて、仕組みと初心者向けの狙い目を解説する。

競艇の番組表を眺めていると、レース場によって開催時間がまったく違うことに気づく。

昼過ぎに始まって夕方には終わる場もあれば、日が沈んだあとに最終レースを迎える場もある。

この記事では、公式情報をもとに両者の制度上の違いを整理したうえで、初心者が押さえておきたい狙い目まで解説していく。

🚤 覚えておいて損はない!

競艇のナイターとデイレースは何が違う?
初心者向けの狙い目を解説

7場全国のナイター開催場
14:30ごろナイター1R発走の目安
4県唯一の競艇場がナイター場

競艇には「デイ」「ナイター」など複数の開催時間帯がある。

単なる時間の違いだと思われがちだが、開催している競艇場の数や、気温・照明によるレース展開の違いまで見ていくと、初心者が押さえておきたいポイントが見えてくる。

著者

監修者

競艇評論家・競艇予想サイトの裏側を暴露
戸塚おさむ/47歳
競艇歴15年。予想サイトを利用して7年。悪質な予想サイトで損失を経験したことをきっかけに、詐欺サイトの見分け方と優良サイトの選び方を独自に研究。安心安全なサイトを提供することがモットーだ。

ナイターレースとデイレースの基本的な違いとは

※当サイト作成

開催時間帯で見る4つの区分

BOATRACEオフィシャルウェブサイトによると、ボートレースの開催時間帯は大きく4つに分かれている。

  • モーニングは、午前9時前後から午後3時30分前後まで。

  • デイは、午前11時前後から午後4時30分前後まで。

  • サマータイムは、午後12時30分から午後6時30分前後まで。

  • ナイターは、午後2時30分前後から午後8時30分前後まで。

出典:BOATRACEオフィシャルウェブサイト「LEVEL.1 レーススケジュール」「ナイターレース」

つまりナイターとは、単に「夜にレースをする」という意味ではなく、開催時間帯そのものが後ろにずれた区分だということだ。

モーニングとナイターは似ているようで正反対の存在だ。

💡一言メモ

モーニングは涼しい午前中にレースが始まり気温が上がる午後に向かうのに対し、ナイターは気温が高い午後に始まり涼しくなる夜に向かっていく。

この「気温が上がるか下がるか」という向きの違いが、後の章で説明する展開の違いにつながってくる。

発売締切時刻や1日のレース数はデイもナイターも変わらない

時間帯がずれるからといって、制度そのものが変わるわけではない。

BOATRACEオフィシャルウェブサイトによれば、ボートレースは1日12レース行われる。

出典:BOATRACEオフィシャルウェブサイト「LEVEL.1 レーススケジュール」

この12レースという基本の枠組みは、デイでもナイターでも変わらない。

舟券の発売締切時刻も、各レースの発走時刻に合わせて個別に設定される仕組みで、デイ・ナイターで発売締切の仕組み自体が変わるわけではない。

変わるのはあくまで「その12レースが1日のうちいつ行われるか」という時間帯だけだ。

最終レースの発売締切時刻で比べると、デイはおおむね午後4時台、ナイターはおおむね午後8時台になるという違いが生まれる。

おさむ
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「ナイターは特別なルールで走ってるんじゃないか」と思ってる人もいるけど、レース数も発売の仕組みも基本は同じだ。変わるのは時間帯だけだって覚えておいてくれ。

ナイターレースを開催しているのは全国7場だけ

「ナイターレースを開催しているのは全国7場だけ」のサムネイル画像

※当サイト作成

BOATRACEオフィシャルウェブサイトによると、全国24場のうちナイターレースを開催しているのは桐生・蒲郡・住之江・丸亀・下関・若松・大村の7場だ。

出典:BOATRACEオフィシャルウェブサイト「ナイターレース」

残る17場は基本的にデイ・モーニング・サマータイムを中心とした開催になる。

🧮独自視点

ナイター開催場は全国のわずか3割弱

7÷24を計算すると、ナイターを開催しているのは全国のボートレース場のうちおよそ29%にとどまる。逆に言えば、残り約71%にあたる17場では、そもそもナイターレース自体を経験できないということになる。

桐生・蒲郡・住之江・丸亀・下関・若松・大村の7場

それぞれの場の位置づけを、簡単な備考とあわせて整理しておく。

ナイター開催場 都道府県 備考
桐生 群馬県 1997年に初のナイターレースを実施した場と伝えられている
蒲郡 愛知県 2006年3月から全日程ナイター開催に切り替えたとされる
住之江 大阪府 一部レースを除き通年でナイター開催
丸亀 香川県 香川県唯一の競艇場
下関 山口県 2021年に初のミッドナイトボートレースを実施した場
若松 福岡県 ナイター開催場の1つ
大村 長崎県 長崎県唯一の競艇場

出典:BOATRACEオフィシャルウェブサイト「ナイターレース」「ボートレース場」、Wikipedia「ナイター競走」「ミッドナイトボートレース」の記述をもとに編集部整理(1997年の初開催・2006年の全日程化等の経緯部分は公式ページ単体では確認できず伝聞扱い)

群馬・大阪・香川・長崎は競艇場が1つしかない

BOATRACEオフィシャルウェブサイトが公開している全国24場の一覧を都道府県ごとに数えてみると、面白い事実に気づく。

群馬県の桐生、大阪府の住之江、香川県の丸亀、長崎県の大村は、いずれもその都道府県にある競艇場がその1場だけだ。

出典:BOATRACEオフィシャルウェブサイト「ボートレース場」一覧をもとに編集部集計

つまりこの4県に住んでいて地元の競艇場に通う場合、必然的にナイターレースに触れる機会が多くなるということになる。

全国的に見ればナイターは少数派だが、群馬・大阪・香川・長崎の4県の住民にとっては、むしろナイターの方が身近な競艇の姿だと言える。

🔍独自視点

「ナイターは珍しい」とは限らない

「デイが基本」という感覚と「ナイターが基本」という感覚が、住んでいる地域によって分かれているのは、あまり語られない視点かもしれない。

なぜ気温や照明でレース展開が変わるのか

「なぜ気温や照明でレース展開が変わるのか」のサムネイル画像

※当サイト作成

気温の低下がモーターの出力に影響する

複数の競艇専門メディアが指摘しているのが、気温の変化がモーターの出力に与える影響だ。

気温が高い時間帯より、気温が下がった時間帯の方がモーターの出足が良くなりやすいと伝えられている。

出典:競艇専門メディア各社の解説をもとに編集部整理

ナイターは午後の暑い時間帯から夜の涼しい時間帯へと気温が下がっていく中でレースが進むため、後半のレースほどモーターの調子が変化しやすいというわけだ。

カクテルライトによる視認性の違い

日没後のナイターでは、水面や周囲が「カクテルライト」と呼ばれる照明で照らされる。

照明の下では日中とは光の当たり方や見え方が変わり、選手にとってはスタートのタイミングを合わせる感覚が変わってくると言われている。

出典:競艇専門メディア各社の解説をもとに編集部整理

波が照明を反射して見えにくくなる、という指摘をしているメディアもある。

おさむ
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気温が下がるほどモーターが元気になるっていうのは、俺も現場の感覚としてよく聞く話だ。ただしどの選手にも平等に影響する話だから、それだけで「ナイターは荒れる」とは言い切れない。

「ナイターはイン逃げが増える」と言われる根拠を検証

「ナイターはイン逃げが増えると言われる根拠を検証」のサムネイル画像

※当サイト作成

媒体によって数字が違う「日没後のイン優位」

ナイターレースを扱うコラムでは「日没後は1コースが有利になる」という説明をよく見かける。

おさむ
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ただし、その数字は媒体によってまちまちだ。

ある媒体は「日没後は1コースの1着率が5〜10%高くなる」と紹介している。

出典:競艇専門メディアの解説記事(媒体名は本文中に個社名を挙げず「〜と紹介されている」として扱う)

別の媒体は「18時以降のイン勝率は総合比で平均8.7%上昇する」と紹介している。

出典:競艇専門メディアの解説記事(同上)

どちらも「日没後はインが強くなる」という方向性は同じだが、示している数字の大きさも、ポイント(pt)なのか元の数値に対する相対的な割合(%)なのかという単位も揃っていない。

⚠️注意

「〇〇%アップ」は単位に要注意

ポイント(%pt)の増加なのか、元の数値に対する相対的な割合(%)の増加なのかで、実際の勝率はまったく変わってくる。ナイターのイン優位を紹介する記事の多くは、この単位をはっきり書いていないため、数字だけを比べて一喜一憂するのは危うい。

独自試算:全国平均のイン1着率にあてはめてみる

参考として、競艇専門メディアが集計値として紹介することの多い「全国平均のコース別1着率」を仮に55%とし、上記の数字を当てはめて試算してみた。

出典:複数の競艇専門メディアの集計値をもとにした一般的な目安(55%という数値自体も媒体間で幅があるため参考値扱い)

算出パターン 前提 適用後のイン1着率(目安)
全国平均(通年) 約55%
「+5pt」説を適用 低めに紹介されている数字 約60%
「+10pt」説を適用 高めに紹介されている数字 約65%
「相対+8.7%」説を適用 55%×1.087で算出 約59.8%

出典:各メディアが紹介する増加幅の数値を、全国平均55%という参考値に編集部が当てはめて試算(実際の数値を保証するものではない)

同じ「日没後」という条件でも、試算結果には55%から65%まで10ポイント近い幅が出てくる。

これは筆者の試算が不正確だからではなく、そもそも元にしている数字の性質(単位)が媒体ごとに揃っていないことが原因だ。

🏁独自視点

傾向は参考に、数字は鵜呑みにしない

「ナイターはイン逃げが増える傾向がある」という大枠は参考にしつつ、具体的な数字を過信しすぎないことが大切だ。

同じ主張でも算出方法が違えば数字は大きく変わる、ということ自体を知っておくと、他のコラムや予想サイトの数字にも冷静に向き合えるようになる。

初心者がナイターで狙うべきポイント

「初心者がナイターで狙うべきポイント」のサムネイル画像

※当サイト作成

ここまでの内容を踏まえて、初心者がナイターで意識したいポイントを3つのステップにまとめる。

1

まずは番組表でナイター開催場を確認する

ナイターを開催しているのは桐生・蒲郡・住之江・丸亀・下関・若松・大村の7場だけだ。この7場以外の開催をナイターだと勘違いしないよう、番組表のアイコンや時間表示で確認する癖をつけておこう。

2

後半レース(日没後)の展開に注目する

気温低下や照明の影響が出やすいと言われているのは、日没をまたぐ後半のレースだ。前半と後半で決まり手の傾向が変わっていないか、その日のレース結果を見比べてみるのもひとつの楽しみ方になる。

3

地元選手や体重の重い選手にも目を向ける

その水面を走り慣れた地元選手は、照明下の見え方や気温変化への対応がしやすいとする指摘がある。また、気温低下でモーターの出足が良くなる分、体重の重い選手の伸びにも注目してみると新しい発見があるかもしれない。

出典:競艇専門メディア各社の解説をもとに編集部整理(地元選手・体重の影響は断定的なデータではなく傾向としての伝聞)

ナイターは客数が多く、大きな金額を賭けてもオッズが変動しにくいと紹介されることもある。

出典:競艇専門メディアの解説記事

こうした特徴を踏まえると、ナイターは次のような人に向いていると言える。

✅ 仕事終わりの時間帯にレースを楽しみたい人

✅ オッズの変動が比較的落ち着いた中で舟券を検討したい人

✅ 涼しくなっていく時間帯の水面変化を楽しみたい人

どの時間帯でレースを楽しむにしても、資金管理の基本は変わらない。

当たった払戻金を次のレースに投じる「コロガシ」という買い方について詳しく知りたい人は、舟券の「コロガシ」とは?仕組みとやり方・リスクを解説もあわせて読んでおいてほしい。

デイ向き・ナイター向き、あなたはどっち?

「デイ向き・ナイター向き、あなたはどっち?」のサムネイル画像

※当サイト作成

最後に、デイとナイターそれぞれの特徴を並べて比べておく。

デイレース

日中の生活リズムに合わせやすい。気温変化が比較的緩やかで、全国17場と開催機会そのものが多い。

VS

ナイターレース

仕事帰りの時間帯にも楽しみやすい。後半は気温低下によるモーターの変化に注目が集まりやすいが、対象は全国7場のみ。

出典:BOATRACEオフィシャルウェブサイトおよび競艇専門メディアの公開情報をもとに編集部作成

どちらが優れているという話ではなく、自分の生活リズムや楽しみ方に合わせて選ぶのが基本になる。

開催時間帯・開催場を比較表で一気に確認

「開催時間帯・開催場を比較表で一気に確認」のサムネイル画像

※当サイト作成

4つの開催時間帯について、開催時間の長さも含めて表にまとめておく。

区分 開催時間帯の目安 時間の長さ(編集部算出) 該当する場のイメージ
モーニング 午前9時前後〜午後3時30分前後 約6.5時間 季節・場によって設定
デイ 午前11時前後〜午後4時30分前後 約5.5時間 全国の大半の場で基本となる時間帯
サマータイム 午後12時30分〜午後6時30分前後 約6時間 夏季など季節に応じて設定
ナイター 午後2時30分前後〜午後8時30分前後 約6時間 桐生・蒲郡・住之江・丸亀・下関・若松・大村の7場

出典:BOATRACEオフィシャルウェブサイト「LEVEL.1 レーススケジュール」「ナイターレース」の時間帯表記をもとに、開始・終了時刻の差を編集部で算出(実際の各レース場・各日の発走時刻は個別に異なる)

時間帯によって開始・終了は前後にずれているが、12レース分の所要時間そのものはどの区分もおよそ5.5〜6.5時間に収まっている。

モーニング・デイ・サマータイム・ナイターは、開催時間帯の呼び名こそ違うが、12レースを消化するのにかかる時間の長さで見ると大きな差はない。

📊独自視点

「時間帯」がずれても「1日の長さ」はほぼ同じ

ナイターを「特殊な区分」だと捉えるより、「1日の枠組みを後ろにずらしただけ」と捉えると理解しやすい。

実際にデイとナイターで買い方を変えて検証してみた

「実際にデイとナイターで買い方を変えて検証してみた」のサムネイル画像

※当サイト作成

ここまで数字と制度の話をしてきたが、実際に自分の目で確かめてみないことには実感が湧きにくい。

そこで、同じ時期にデイレースとナイターレースそれぞれで舟券を購入し、狙い目の違いを検証してみることにした。

デイレースでは、開催場を[ 競艇場名(最新情報を準備中) ]、レースを[ 開催日・レース番号(最新情報を準備中) ]として購入した。

買い目は[ 券種・買い目(最新情報を準備中) ]で、投資額は[ 金額(最新情報を準備中) ]円だった。

結果は[ 的中・不的中の結果と払戻金額(最新情報を準備中) ]だった。

[ 購入画面・結果画面のスクリーンショットを準備中 ]

続けて同じ時期のナイターレースでも、[ 開催場名・レース番号(最新情報を準備中) ]で舟券を購入した。

日没後という条件を意識して、買い目は[ 券種・買い目(最新情報を準備中) ]、投資額は[ 金額(最新情報を準備中) ]円にした。

結果は[ 的中・不的中の結果と払戻金額(準備中) ]だった。

[ 購入画面・結果画面のスクリーンショットを準備中 ]

デイとナイターを同じ時期に比べてみると、番組表の見え方や舟券の組み立て方の違いを、数字だけで読むよりも実感しやすかった。

この実践検証はあくまで一例に過ぎない。

実践のポイント

同じ条件で試しても毎回同じ結果になるとは限らないので、狙い目の傾向をつかむための参考程度に受け止めてほしい。

実際にやってみると、番組表の数字だけじゃ分からない発見があるもんだ。

おさむ
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デイとナイターを両方試して、自分に合う時間帯を見つけるのもひとつの楽しみ方だぞ。

デイレースとナイターレースの違いは、根本的には「1日12レースがいつ行われるか」という開催時間帯の違いにある。

🏁まとめ

違いは「時間帯」、傾向は「参考程度」に

気温の低下や照明による視認性の変化がレース展開に影響すると言われているが、その数字は媒体によって幅があり、鵜呑みにしすぎないことが大切だ。

ナイターを開催しているのは全国24場のうち7場だけで、群馬・大阪・香川・長崎の4県では地元の競艇場がそのままナイター場にあたる。

まずは、自分の生活リズムに合う時間帯を選び、そのうえでデイとナイターそれぞれの傾向を少しずつ確かめていくのがおすすめだ。

また、ナイターの「イン逃げが増える」という傾向を利用して、高額な情報料をあおる予想サイトも一部に存在する。

そうしたサイトの見分け方は悪質な競艇予想サイトだと断定できるケースと騙された時の対処法で詳しく解説しているので、あわせて確認しておいてほしい。

「読者さんに知ってほしい大切なこと」の画像

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おさむ
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